キーワードは「老化防止」 レジャー業界、ターゲットは高齢者:イザ!

2014.4.2 16:24

キーワードは「老化防止」 レジャー業界、ターゲットは高齢者

 ■健康マージャン、ゲームセンター、カラオケ…

 禁酒・禁煙のマージャン店で上がり手を考えたり、ヒット曲でダンスしたり…。少子化などで市場規模の縮小が続くマージャンやカラオケ、ゲームセンターといったレジャー業界が、高齢者を獲得しようとさまざまな企画を打ち出している。キーワードは「老化防止」。楽しみながら脳を鍛えたり運動したりできる点を売りに、若者の遊び場に勢力を拡大しつつあるという。

 3月下旬、大阪市北区のマージャン店「梅田趣味の会」。平日にもかかわらず中高年を中心ににぎわい、10卓あるマージャンの卓は昼間でも満席だ。店は日中「健康マージャン」として営業。「(金を)賭けない、(酒を)飲まない、(たばこを)吸わない」を規則とし、違反者は強制退店させる。会員数約1600人のうち60代以上が7割を占め、最高齢は86歳。週3日通うという同市旭区の女性(62)は「マージャンは勝負がかかるし、考えることが多くてボケ防止になる」と笑う。

 健康マージャンが注目されたのは、平成19年に認知症予防に効果があるとの研究結果が発表されてから。複雑なルールを記憶し、指先を動かすマージャン愛好家の脳年齢は、実年齢より3歳程度若いとされた。公益財団法人日本生産性本部の「レジャー白書」によると、24年のマージャンの市場規模は580億円で20年前の4分の1以下に激減。若者離れが一因だが、代わりに市場を支えているのが高齢者という。

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