FAO推奨「昆虫」を食べてみた コオロギのクッキーに素揚げ、お味は…:イザ!

2014.3.15 16:10

FAO推奨「昆虫」を食べてみた コオロギのクッキーに素揚げ、お味は…

 身近に生息する「昆虫」が、「食糧」として注目されている。高タンパクでビタミン豊富など栄養面で優れている上、飼育に手間がかからないといった点が評価され、各地で専門家によるセミナーが開催。昨年には国連食糧農業機関(FAO)が人口増加に伴い「昆虫食が人類の食に貢献する」という報告書を出している。将来訪れうる「昆虫食時代」を見据え、とにかく実際に食べてみようというイベントが開かれると聞き、参加してみた。(佐々木詩)

■コオロギの素揚げ

 先月22日、大阪市鶴見区の市立環境学習センターの一室。親子連れら約50人が、三角巾にマスク、エプロンといういで立ちで集まっていた。テーブルの上に置かれたのは、大きな2つのボウル。1つには黒くつややかにひかるコオロギたち、もう1つのボウルにはゴミムシダマシの幼虫「ミルワーム」。ごそごそと動く生きの良い虫に、「イヤーー」と悲鳴を上げる母親たち、その横で、男の子たちはさっそく手で触ったり、つまんだりと興味津々。

 同センター主催の調理実習イベント「ムシ食い三昧!」が始まった。

 「さあまずは、ムシを素揚げしますよ」と同館のスタッフが朗らかに説明する。生きたままのコオロギとミルワームを熱した油に落とすというのだ。お母さんたちが意を決したような表情で、手でつまんだコオロギを油の中にポトリ。ジュワーッと気泡が広がる中、コオロギが次々と空揚げされていく。

 揚げたばかりのコオロギに塩を振り、全員で口へ…「めっちゃうまい」「エビみたいや」。私も思いきって口へ。カリッとした食感。そして噛むほどに濃厚なうまみが口中に広がる。確かにエビの空揚げを食べている感覚と同じだ。いける。

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