メタボ予防の切り札 全国初「コンビニ健診」の成果は

 近所のコンビニエンスストアで買い物ついでに健康診断を受け、自分の健康状態を把握する-。そんな気軽で便利な「コンビニ健診」を兵庫県尼崎市が昨年10~12月に全国で初めて実施した。市民の健康意識を高め、増え続ける医療費・介護費の公費負担を抑制するのが狙いだが、受診者の半数を40歳未満が占めるなど、若い世代の受診者の掘り起こしにも成功した。市は今年4~6月にも実施する予定で、コンビニが生活習慣病対策を担う新たな舞台となるのか注目される。

 ■コンビニに健診車が巡回

 コンビニ健診は大手コンビニのローソンと提携し、市内のローソン6店舗の駐車場に市の健診車が巡回して計12回実施。医師と看護師が身体計測、血液検査、血圧測定、尿検査、診察を行った。

 尼崎市内在住、在勤で16歳以上の国民健康保険の加入者が対象。市から指定ゴミ袋、ローソンから糖質やカロリーを抑えた「ブランパン」がプレゼントされる特典をつけて受診を呼びかけたところ、16~82歳の248人が受診した。費用は年齢によって異なり、無料から千円。受診者には後日、結果説明会を開き、直接保健指導を行った。

 受診者の年齢別では、16~39歳が全体の50・2%を占めた。市が公共施設などで実施している通常の集団健診では、同世代の割合は12・3%で、受診状況に大きな違いが表れた。

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