iPS研でマウス管理ミス 文科省が口頭注意 山中氏謝罪:イザ!

2014.3.1 16:58

iPS研でマウス管理ミス 文科省が口頭注意 山中氏謝罪

 京都大iPS細胞研究所で、実験用の遺伝子組み換えマウスの取り扱いが不適切だったとして、文部科学省が京大を口頭注意していたことが1日、分かった。

 遺伝子組み換えマウスが管理区域外の所内の洗浄室で見つかっていた。同日、記者会見した山中伸弥所長は「生きた遺伝子組み換えマウスが屋外に出た事実はないが、私たちの研究に大きな期待を持っておられる皆さんに、研究所を代表して謝罪する」と話した。

 研究所によると、マウスは所内の飼育施設などで管理しなければならないが、平成23年1月~25年5月、死骸を含め少なくとも計21匹が1階の実験器具などの洗浄室で見つかった。うち5匹は生きた遺伝子組み換えマウス。洗浄のため管理区域から持ち出した飼育ケースに紛れ込んでいた可能性が高いという。

 iPS細胞などの研究では人工的に遺伝子を操作したマウスを使うことが多いが、自然界に侵入すれば生態系に悪影響を及ぼす可能性があり、法令などで適正管理が定められている。

 山中所長は「あってはならないことだった。すでにチェック体制を強化しており、今後このようなことがないように気を引き締めたい」としている。

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