大雪の次はゲリラ豪雨、竜巻… 超強烈な「春の嵐」が襲来

 2週続けて襲来した大雪は列島各地に大きな被害をもたらした。首都圏の交通網はまひし、東日本の山間部では孤立集落が発生した。春の訪れとともに「冬将軍」は過ぎ去るが、次なる脅威が迫っている。強烈な「春の嵐」だ。地球規模の気候変動の影響で、発達した前線がゲリラ豪雨なみの大雨を降らせ、大規模な竜巻が起きる可能性があるという。専門家は「3月下旬から警戒が必要」と呼びかけている。

 列島を大混乱に陥れた記録的な大雪。死者をも出した“雪禍”の爪痕は深く、特に積雪量が1メートルを超えた山梨は深刻な被害に見舞われた。

 「農業施設が損壊し、ハウス栽培の野菜がダメになったり、牛舎の損壊で乳牛が死んだり。全国一の出荷量を誇るブドウの収穫にも影響が出ている」(県政関係者)

 県は、被害額が70億9100万円(暫定値)に上ると発表した。

 都心では8日と14日の2度、大雪警報が発令された。ひと冬で2回は16年ぶりという異例の事態だった。

 この記録的な寒波。これからやってくる異常気象の前兆かもしれない。

 南極や北極など極地の調査研究が豊富で「科学界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる広島大大学院の長沼毅准教授(生物海洋学)は、「心配なのは低気圧が急速に発達して起こる『春の嵐』。今年は特に強烈なやつがくるのではないか、というイヤな予感がする」と指摘する。

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