女性向けAV、男優写真集…癒し求め広がる「女の官能」の世界:イザ!

2013.12.24 21:00

女性向けAV、男優写真集…癒し求め広がる「女の官能」の世界

 男性の専売特許と考えられてきた「官能」の世界が、今、女性の間で急激に広がっている。女性向けに女性スタッフが制作したアダルトビデオ(AV)が売れ行きを伸ばし、人気男優も誕生。女性をターゲットにした官能小説も相次いで創刊され、読者を増やしている。女性が経済力や発言力を増し、「性」に対しても積極的になっていることや、仕事などで強いストレスを抱え、その癒やしとして「官能」を求める女性も増えているようだ。(木村郁子)

 ■AV男優との握手会に80人の列

 12月17日の午後6時。大阪市北区の新阪急ビル3階「ブックファースト梅田店」の前には、長い行列ができていた。並んでいるのは、10代から50代ぐらいまでの女性ばかり約80人。手には、人気AV男優の一徹さん(35)の写真集「いってちゅ。」(扶桑社)をにぎりしめている。一徹さんは女性向けのアダルトビデオを専門に手掛ける「シルクラボ」の専属男優として作品に出演、女性たちに絶大な人気を誇る。この日、本人が来店しサイン会が開催されるとあって、ファンが長蛇の列を作っていた。

 小学生の子供を持つという主婦(35)はママ友と一緒に行列に。もともと「夫が見るようなAVには興味もないし抵抗がありました」。しかし女性雑誌「an an」の「セックス特集」で一徹さんの存在を知り、女性向けAVを購入するようになったという。「日常忘れていたときめきやどきどきを思い出させてくれます」。本人との握手に感激した面持ちだった。

 写真集を発行する扶桑社によると、出版後すぐ、アマゾンの総合書籍ランキングで9位に。予想以上の反響を呼び、増刷を決めている。

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