殺処分免れた保護犬たちの「幸せ」の形…散歩も知らなかった過去:イザ!

2013.9.19 13:26

殺処分免れた保護犬たちの「幸せ」の形…散歩も知らなかった過去

 保健所などに持ち込まれ、その後新しい飼い主に引き取られた「保護犬」と、その新しい飼い主たちとの姿を写した写真展「ひとつの命 それから」が、京都市内のギャラリーで開かれ、高い評価を得た。飼い主である人間の都合で厄介払いされたり、捨てられたりした「不幸な過去」を持つ犬たちが、ようやく見つけた「幸せ」。そんなシーンの数々が共感を呼んでいる。写真展開催に尽力した女性は「保護犬について知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 ■人気犬種の悲しい現実

 9月3~8日に行われた写真展を企画したのは、犬について学べる団体「CLUB WAG」代表で、自らも保護犬を飼う藤井あいみさん(34)。

 藤井さんが保護犬に興味を持ったきっかけは約15年前、初めて犬を飼ったときだった。

 人気犬種だったが体が弱く、不思議に思って調べるうち、「人気犬種は無理な繁殖が繰り返されており、長生きできない例が少なくない」とわかった。

 無理な繁殖に使われた犬は、そのまま保健所で殺処分を受けることが多い。さらにそういう犬について調べ始めると、全国の保健所には、「老犬になって介護が大変」「引っ越し先がペット不可だった」など、無責任な飼い主が犬や猫を持ち込むケースがあったという。藤井さんは「衝動的に愛玩動物として飼い、結局育てきれないということは少なからずある」と話す。

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