組対5課つなげた「薬」と「銃」の“点と線” 全国初摘発の組員同士の拳銃売買の舞台裏

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群馬県草津町で押収された拳銃と覚醒剤と大麻=9月6日、東京都千代田区

群馬県草津町で押収された拳銃と覚醒剤と大麻=9月6日、東京都千代田区

 【衝撃事件の核心】 「粘り強い捜査のたまものだ」-。警視庁の捜査幹部は一連の逮捕劇をそう満足げに振り返った。それは組織犯罪対策5課が平成29年11月、拳銃3丁を知人の暴力団組長に譲り渡したとする銃刀法違反(拳銃譲渡)の疑いで指定暴力団住吉会系組長の保正(ほしょう)康典被告(48)=銃刀法違反罪で公判中=を摘発した事件だ。銃器犯罪の巧妙化が進むなど捜査の困難化が指摘される中で、暴力団組員同士の拳銃売買の摘発は全国初。組対5課は、末端組員の薬物事件を足がかりに、違法薬物の売買で名をはせた大物組長、そしてその組長に拳銃を譲り渡した保正被告の逮捕へと“点と線”をつないでいった。拳銃撲滅に向けた執念の捜査の舞台裏に迫った。

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