金延べ棒、受け取れるのは100歳!? 卑劣な兄弟会社、高齢者だまし12億円集金

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兵庫県警が押収した貴金属販売会社「エコライフプロモーション」のパンフレットなど=神戸市兵庫区

兵庫県警が押収した貴金属販売会社「エコライフプロモーション」のパンフレットなど=神戸市兵庫区

【衝撃事件の核心】 金地金(延べ棒)を分割前払いで販売するなどと偽って現金をだまし取っていたとして、兵庫県警が昨年から今年にかけ、大阪市内の貴金属販売会社2社を相次いで摘発した。2社は安定資産としての金の魅力をアピールし、高齢者らから計約12億円を集金。言葉巧みに中途解約ができるように装い、実際には100歳近くにならなければ金を受け取れない非現実的な契約もあった。2社は本来ならライバル関係にあるはずが、定期的に合同会議を開き、契約額などの“業績”を競い合ったり、顧客獲得のノウハウを共有したりしていたという。実は2社はもともと、破綻した先物取引会社から派生した兄弟会社で、逮捕された社員の多くは先物取引のエキスパート。規制強化の隙をついて投資詐欺を企てたとみられ、事件からは警察と詐欺グループのいたちごっこの様相も浮かび上がる。

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