医師全員を対象に検査開始 和歌山・済生会有田病院

 和歌山県湯浅町の済生会有田病院で男性外科医と入院していた男性が新型コロナウイルスに感染した問題で、県は14日、感染拡大を防ぐため有田病院の医師全員を対象に新型コロナウイルスの検査を始めた。1日に検査できる人数は20人ほどに限られるといい、数日かけて実施。その後は、患者と接触する機会の多い看護師らにも検査対象を広げるとしている。

 県などによると、対象となる医師は、常勤・非常勤あわせて約40人、看護師・准看護師が約130人。

 さらに県は、有田病院に通院・入院歴があり、現在別の病院で肺炎の症状がみられる入院患者の有無も把握。新型コロナウイルス感染が疑われる場合は検査するとしている。

 仁坂吉伸知事は「一番怖いのは、医師が(新型コロナウイルスに)かかっているケースで、入院患者との接触で(院内で)広がる可能性もある」と検査の必要性を説明した。

 また、有田病院は隣接地で介護老人保健施設も運営しており、県は入所者の健康状態についても早急に確認するよう病院側に要請した。施設によると、入所者は現在78人。施設は当面、新たな受け入れを見合わせるとしている。

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