避難解除後で初の稲刈り 福島・大熊町の実証栽培

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が4月に解除された福島県大熊町大川原地区にある実証栽培田で10日、避難指示解除後で初となる稲刈りが行われた。

 営農再開に向け、町は平成26年から除染の効果を確認する試験栽培を大川原地区の水田で開始した。昨年までに収穫されたコメは全て、国が定めた放射性セシウムの基準値1キログラム当たり100ベクレルを下回った。30年から検査後に販売が可能な実証栽培に切り替え、令和2年まで続けた後、出荷制限解除の検討に入る。

 実証田は1600平方メートルでコシヒカリともち米計約600キロの収穫を見込んでいる。検査で問題がなければ、イベント会場での配布などを検討する。

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