「児童虐待罪」新設を!自民若手議員が検討呼びかけ 石崎議員「刑罰軽く生ぬるいのでは」

 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件は、あまりにもショッキングだった。政府は8日、1カ月以内にすべての虐待事案の緊急安全確認を行うことを表明した。そんななか、自民党若手のホープ、石崎徹衆院議員(35)(比例北陸信越)は、持論である「児童虐待罪」を新設して厳罰化をはかり、子供たちの命を救おうと奮闘している。

 「心愛さんの心情を思うと、胸が締め付けられる。社会全体に『親から逃げられない子供たちへの虐待は、極めて重い罪だ』という認識を広げたい。今こそ、それが必要だと思います」

 石崎氏は目に涙を浮かべながら、こう語った。

 慶応大法学部時代、1989年に発覚した「女子高生コンクリート詰め殺人事件」をテーマにした模擬裁判に関わり、社会規範や刑罰のあり方について強い関心を持った。28歳で議員バッジを付けてからは、「児童虐待防止」を政策テーマに選び、取り組んできた。

 児童相談所への相談件数は年々増加しており、2017年度には約13万件を数えた。03年から15年までで、児童虐待で尊い命を失った子供は700人を超えている。とても放置できない深刻な事態だ。この間、加害者の親が死刑・無期懲役に処されたのは、ごくわずかだった。

 石崎氏は「児童虐待への刑罰があまりに軽く、(犯罪抑止のためには)生ぬるいのではないか。虐待を繰り返す親のもとに子供を戻す危険性についても、認識しなければならない。『児童虐待罪』を新設して厳罰化・重罰化するなど、法改正も含めて制度の改善を急がないと、大変なことになる」と語った。

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