夫殺害、起訴内容認める DV被害の妻、名古屋地裁

 名古屋市中村区の自宅で夫を殺害したとして、殺人の罪に問われた田村(旧姓太田)桃子被告(48)は15日、名古屋地裁(森島聡裁判長)の裁判員裁判初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側はドメスティックバイオレンス(DV)があったことを認定し「日常的に夫の暴力を受けており、『前みたいにぼこぼこにしたるわ』と胸ぐらをつかまれ、凶器を手に取った。過剰防衛が成立するが、結果は重大で遺族の処罰感情も厳しい」と指摘した。 弁護側は「激しい暴力から逃れたい一心だった」とし、執行猶予付き判決を求めた。

 起訴状によると、田村被告は昨年3月10日、自宅で夫の太田透さん=当時(50)=の首を電源コードやネクタイで絞めて殺害したとしている。

 田村被告は平成25年と28年、家庭内暴力を受けていると愛知県警に相談。事件の翌日、県警に自首していた。

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