ブロック塀倒壊で高槻市を提訴 大阪北部地震、女児死亡

 大阪府北部地震で高槻市立寿栄小のブロック塀が倒壊し、下敷きになった女児(9)が死亡した事故で、同市の北岡隆浩市議が、手抜きの点検を見逃したことなどが原因だとして、点検当時の教育長や塀を点検した業者らに市が損害賠償請求しないことは違法との確認を求める訴訟を16日、大阪地裁に起こした。

 北岡市議は業者らに損害賠償請求するよう市長に求めて住民監査請求をしていたが、監査の請求期間が過ぎたとして10月に退けられていた。

 訴状によると、市教育委員会は平成22、25、28年度の計3回にわたり、各業者と業務委託契約を締結。計約2700万円を支払ったが、業者の塀の点検はずさんで、市側の歴代の担当職員も見逃していた。北岡市議は「漫然と点検報告の手抜きを見逃し、公金を支出させたことは違法だ」と主張している。

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