大阪・寝屋川中1殺害 平田さん母「優しい娘だった」

 平成27年8月に大阪府寝屋川市の中学1年、平田奈津美さん=当時(13)=と同級生の星野凌斗(りょうと)さん=同(12)=が殺害された事件で、2人への殺人罪に問われた山田浩二被告(48)の裁判員裁判の第2回公判が2日、大阪地裁(浅香竜太裁判長)で開かれた。2人の母親が証人として出廷。平田さんの母親は「優しい娘だった」と振り返った。

 2人の母親は別室からモニター越しの「ビデオリンク方式」で尋問に応じた。

 平田さんと星野さんは27年8月13日未明に山田被告と出会い、早朝に連れ出されたとみられている。

 平田さんの母親は、平田さんが時々夜に外で遊ぶことがあり、注意をしていたと述べた。平田さんの性格については「自由奔放で天真爛漫(てんしんらんまん)」。家族思いの一面もあるとして、母の日に一緒にスーパーへ買い物に行った際、「カーネーションを買おう」と言ってきたり、ホットケーキを焼いてくれたりしたエピソードを披露。「私にとって優しい娘だった」と話した。

 初公判を迎えるにあたり、粘着テープが巻き付けられた状態の平田さんの遺体写真を初めて見ることを決心したと明かし、「どんな風に命を奪われたのか知っておくべきだと思った」。写真を見た気持ちは「口では言えない」とし、「(山田被告は)人間ではない」と続けた。

 その後、星野さんの母親が証言した。星野さんについて持病などはなく健康だったと指摘。事件前日の12日夜、星野さんが自宅を出た際の様子を振り返り、「奈津美ちゃんとちょっとしゃべってくるねと家を出た。普段と変わらない笑顔だった」と述べた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ