井上元死刑囚側、再審請求 元オウム幹部、来週にも

 オウム真理教の元幹部で7月に死刑が執行された井上嘉浩元死刑囚=執行時(48)=の遺族が、来週にも東京高裁に再審請求する意向であることが12日、関係者への取材で分かった。

 井上元死刑囚はオウム真理教による10事件に関与したとして殺人罪などに問われた。一審判決は無期懲役だったが二審で死刑となり、2010年1月に確定した。

 井上元死刑囚は、地下鉄サリン事件と公証役場事務長監禁致死事件(いずれも1995年に発生)について今年3月に高裁に再審請求。事実誤認による量刑不当を主張していたが、高裁での進行協議中に死刑が執行された。 確定判決によると、井上元死刑囚は地下鉄サリン事件で実行グループの「総合調整役」を担当した。監禁致死事件では目黒公証役場事務長の仮谷清志さん=当時(68)=を拉致。別の元幹部らが麻酔薬を投与した。

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