文科省局長逮捕 次官候補、のぞく野心 「エース中のエース」「常に出世を意識」

佐野太科学技術・学術政策局長が受託収賄容疑で逮捕された文部科学省=4日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

佐野太科学技術・学術政策局長が受託収賄容疑で逮捕された文部科学省=4日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 佐野太容疑者は、出身の科学技術分野だけでなく、教育部門の幹部も歴任するなど「教育政策にも明るい」と評判だった。一方で「常に出世を意識していた」と、野心的な姿も周囲の目には映っていた。

 佐野容疑者は幹部候補生の登竜門とされる大臣秘書官などを経て、平成24年以降は総務課長、会計課長、大臣官房審議官などの要職を務め、「着々と出世の道を進んでいた」(文科省幹部)という。

局長が受託収賄容疑で逮捕された文部科学省前に集まった報道陣=4日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

局長が受託収賄容疑で逮捕された文部科学省前に集まった報道陣=4日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 28年6月から約1年間、省内の人事や会計を取りまとめる官房長に就任した。

 佐野容疑者を知る若手職員は「普段から言葉は少なく寡黙な面もあるが、仕事はスマートにこなしていて残念だ」と肩を落とす。だが別の職員は「周囲への対応は冷淡な時もあった。常に出世は意識していて、野心的な性格も目立っていた」と冷ややかだ。

東京医科大学正門=4日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

東京医科大学正門=4日午後、東京都新宿区(萩原悠久人撮影)

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