文科省局長逮捕 後絶たぬ官僚汚職 文科省では次官や部長ら摘発

 官僚の腐敗を象徴する事件は後を絶たず、職務に対する規律が弛緩(しかん)するたび、捜査のメスが入ってきた。文部科学省でもリクルート事件などで事務次官や部長が摘発されている。

 昭和63年に発覚したリクルート事件は政官財界を巻き込んだ疑獄事件だった。当時の首相ら政財界の有力者に渡っていた未公開株や資金が次々に明らかになり、前文部事務次官や元労働事務次官ら12人が東京地検特捜部に起訴された。

 文科省では平成20年にも、国立大学の文教施設整備をめぐり、現金を受け取ったとして、前文教施設企画部長が起訴されている。

 10年の日本道路公団の債券発行をめぐる汚職事件では、元大蔵省造幣局長の公団理事が逮捕された。特捜部の捜査は金融機関や大蔵省へとおよび、銀行・証券業界による総会屋への利益供与事件など日本の金融機関や大蔵省のゆがんだ体質が浮き彫りに。大蔵官僚や日銀幹部の接待汚職事件では大蔵省前金融証券検査官室長らが逮捕された。

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