大阪北部地震 大阪ガスの損失、数十億円に 供給停止や道管復旧費用で

 大阪ガスは25日、大阪北部地震から1週間時点での状況をまとめた。ガス供給を遠隔停止した大阪府茨木市、高槻市などで、11万2千件の開栓作業のための訪問は一巡し、不在だった1万5千世帯を除いて復旧した。導管の復旧作業の費用や、供給停止に伴う損失などは数十億円となるが、業績に与える影響は限定的だとしている。

 地震による導管の損傷箇所は217件で、このうち地中の導管は10件。ガス漏れや、地下水が流入するなどの被害があった。損傷の多くは家庭や事業所内の「内管」で発生したが、火災など2次災害は確認されていない。

 復旧作業は、全国のガス会社などから2700人の応援を受け、最大5100人態勢で臨んだ。当初は10日程度かかるとみられたが、1週間で完了した。

 ただ、ガス供給停止に伴い、飲食店が調理をできず休業するなど経済活動にも影響が出た。経済産業省は今後、地域経済への影響をとりまとめる。

 一方、地震が発生した18日には、午前8時からの4時間で大阪ガスの公式サイトに1650万件のアクセスが殺到し、つながりにくくなった。大ガスでは同日中に2400万件まで耐えられるようにした。

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