大阪北部地震 奈良県や周辺に8つの活断層 専門家「生駒断層帯動く可能性も」

 近畿各地に大きな被害をもたらした大阪北部地震。奈良地方気象台によると、県内で震度5弱以上の地震が観測されたのは、平成16年9月5日に発生した「紀伊半島南東沖地震」以来14年ぶりという。比較的大規模災害が少ないイメージの奈良県だが、過去には数百人規模の死者を出す大地震が起きたことも。今後30年以内に2万人以上の死傷者を出す巨大地震の発生が予測されるなど、予断を許さない。(田中佐和、桑島浩任)

 記録上、県内で最も大きな被害があったとされるのは、嘉永7(1854)年7月9日に発生した、マグニチュード(M)7・3の「伊賀上野地震」だ。三重県西部を震源とする内陸型地震で、現在の奈良市や大和郡山市で震度6を記録。約280人の死者が出たとされる。昭和に入ってからも、死者1人を出した11年の「河内大和地震」(M6・4)や、3人が死亡した27年の「吉野地震」(M6・7)など、県内や周辺を震源とする大規模地震が発生した。

 県内では今後、南海トラフ巨大地震(海溝型)と、県内や周辺を通る活断層による内陸型地震の2パターンの巨大地震の発生リスクが指摘されている。

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