大阪北部地震 死亡女児、普段より10分早く学校へ…

 いつも笑顔だった女の子の命が奪われた。大阪府北部で18日朝に発生した最大震度6弱の地震で亡くなった同府の3人。地域の見守り活動に参加する男性や、勉強熱心な男性も犠牲になった。

 通学途中に倒れたブロック塀の下敷きになった高槻市立寿栄(じゅえい)小学校4年の三宅璃奈(りな)さん(9)は、笑顔であいさつをする近所でも評判のかわいらしい子だった。弟と両親の4人暮らしで、母親に結ってもらったという三つ編みの髪形から、家族仲の良い様子が伝わっていたという。

 高槻市によると、三宅さんはクラスの代表として児童会のあいさつ運動に参加するため、普段より10分早く登校していた。

 三宅さん宅の向かいに住む女性(71)は、毎朝の水やりのときに学校へ行く三宅さんを見送った。「いつもは8時すぎに出るけど、あいさつをする当番で早く出ると言っていた。こんな日に限って地震が起こるなんて」と声を震わせた。

 別の女性(69)は「学校前は車の通りも多いから、子供たちは端っこを歩いていたと思う。いつも笑顔で手を振ってくれるかわいい子だったのに」と残念そうに話した。学校の正門前には18日夕、献花台が設置され、学校関係者が花を手向けた。

 ■前夜、父の日祝いの外食が最後に

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