オウム死刑囚 中川智正死刑囚「移送される」「これが最後の面会かも」移送前日、面会に

 松本、地下鉄両サリン事件などに関わった中川智正死刑囚(55)は移送前日の13日、東京拘置所で教団による事件を研究する毒物学者、アンソニー・トゥーさん(87)と面会し「これが最後の面会になるかもしれない」と語っていた。覚悟を決めた様子だったという。

 米コロラド州立大名誉教授のトゥーさんは、2011年から面会を重ねてきた。死刑囚が弁護士や親族以外と面会するのは異例で、研究のためとして特例で許可された。

 トゥーさんによると、13日の面会が始まった直後、中川死刑囚が「移送される可能性がある」と切り出した。初めて会って以降、中川死刑囚は事件のこと以外、ほとんど口にしなかったため、トゥーさんは意外に感じた。

 30分ほどの面会中、中川死刑囚は穏やかな態度を崩さず、時折笑みも浮かべた。トゥーさんが別れ際、可能なら今後も会いたいと伝えると「ありがとうございます」と応じたという。

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