双葉町からの避難者ら、埼玉で交流会 町民「涙が出た」

 東日本大震災から7年を迎えるのを前に、東京電力福島第1原発事故で福島県双葉町から避難してきた人が多く暮らす埼玉県加須市で8日、避難者と地元住民の交流イベントが行われ、同市や福島県などに住む双葉町民ら約120人が集まった。同市の旧県立騎西高校には一時期、双葉町が自治体ごと避難していた。現在も約400人が暮らしているという。

 イベント会場には、同市に住む町民らが先に集まり、福島県からバスに乗ってきた旧友らを出迎えた。降車時には、町民らからなる「標葉(しねは)せんだん太鼓保存会」のメンバーが太鼓をたたいて歓迎。町民らは笑顔で抱き合いながら再会を喜んだ。

 双葉町から加須市に移住し、この日のイベントの準備に当たってきた関根茂子さん(67)は「いわきから17人来た。ほかにも各地から皆さんが集まり、双葉町の思い出話に花を咲かせることができて本当に楽しかった。懐かしい太鼓に涙が出た。今後も交流を続けていきたい」と話した。

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