青函トンネル一部でゆがみ 青森側「先進導坑」補修へ

 青函トンネルの排水や換気に使っている「先進導坑」の一部でゆがみが大きくなり、トンネルを所有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構が平成30年度から補修工事を始めることが8日、機構への取材で分かった。北海道新幹線や貨物列車が走る「本坑」に異常はなく、安全性に問題はないという。

 機構によると、ゆがみが生じたのは青森県側の「竜飛先進導坑」の一部で、トンネルの床が最大約14センチ盛り上がっている。地中の圧力が原因とみられ、約30メートルにわたり鉄製のボルトを放射状に打ち込む補修工事をする。

 もともと地盤が弱い部分で、約20年前からゆがみの兆候があり、定期的に観測していた。近年になって大きく変形し、保守管理に影響が出始めていた。

 本坑に先駆け、地質調査のために掘られた先進導坑は構造が単純で、地盤の弱い部分では経年劣化による変形が見られるという。

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