文化財の本堂と庫裏全焼 愛知・犬山の常満寺

 1日午後10時55分ごろ、愛知県犬山市犬山西古券の常満寺の周辺住民から「寺が燃えている」と110番があった。火は約1時間後にほぼ消し止められたが、木造平屋建ての本堂と、隣接する庫裏が全焼した。けが人はいなかった。

 文化庁のホームページなどによると、常満寺の本堂と庫裏は国の登録有形文化財になっていて、本堂は江戸時代初期に建てられたとされる。現場は名鉄犬山駅から北西に約800メートルで周囲には寺院や神社が点在。約600メートル北には国宝犬山城がある。 近くに住む無職井辰誠さん(70)は「ボンボンという音がして最初は花火かと思ったが、外に出ると空が赤く染まっており驚いた」と顔をこわばらせて話した。会社役員山口昌宏さん(55)は「昔はよく境内で遊んだ。由緒ある寺なのでとても残念だ」とつぶやき肩を落とした。

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