被告の実家に須藤さんの血痕付き枕 遺体「相当な火力で長時間焼損」 浜名湖連続殺人・遺体遺棄事件

 平成28年に静岡県で元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第2回公判が17日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。この日は川崎被告が須藤さんを殺害したとされる事件の証拠調べが行われ、検察側は、静岡県警による川崎被告の実家の捜索で、須藤さんの血痕が付着した枕を押収していたことを明らかにした。

 枕は川崎被告の実家の農業用倉庫にあり、布団とともに圧縮袋に詰められた状態で木製パレットの上に置かれていた。この倉庫からは須藤さんの免許証などが入った工具箱も見つかっており、木製パレットの上には須藤さんのバッグなどもあった。平成28年8月に浜名湖岸で発見された須藤さんの骨と枕カバーの血痕を照合したところ、DNA型が完全に一致したという。

 また、検察側は須藤さんの骨について「体全体にわたって、相当な火力で長時間焼損したと考えられる」とする解剖医の鑑定結果も示した。骨は死後3カ月以上経過しており、「別の場所で遺棄され、長時間漂流した可能性がある」としている。

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