20年以上隠し続けた母親の“秘密” 2人は育て、4人はコンクリ詰め…生死分けた理由は何なのか

 大阪府警捜査1課は、CT(コンピューター断層撮影装置)などを使って死因を探る「Ai」(死亡時画像診断)の手法で、バケツの中身の解析に取りかかった。「人骨で間違いない」との結論に至り、日付をまたいだ21日午前1時20分、死体遺棄容疑の逮捕状を執行した。

 逮捕容疑は平成4~9年の間に産んだ乳児1人を、寝屋川市内にある当時住んでいた別の家に放置し、27年夏ごろに現在の自宅に転居した際、持ち運んで遺棄したとされた。

 死体遺棄罪の公訴時効は3年だから、9年に出産していたとしても、とうに時効が完成している。そこで府警は、27年の転居時に斉藤被告が遺体の入ったバケツを搬入したことが、新たな遺棄行為を構成すると判断した。

 20年後の突然の自首。斉藤被告は「金銭的に余裕がなく、育てられないと思った」と供述した。

 父親「知らなかった」

 産み捨ての理由に経済的困窮を挙げた斉藤被告だったが、2人の息子を育て上げてもいた。

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