組対5課つなげた「薬」と「銃」の“点と線” 全国初摘発の組員同士の拳銃売買の舞台裏

 「神尾被告は複数の違法薬物の入手ルートを持っており、草津町周辺もその一つだった。草津町のマンションで小分けされた違法薬物は車で都内などへ搬出。警察当局に警戒されないよう、車は型落ちのコンパクトカーなどが使われた。一見何の変哲もない車だが、運転席の下を空洞にして違法薬物の隠し場所にしたり、座席シートに特殊なジッパーを付けて中に違法薬物を詰め込めるように改造したりした薬物運搬用の“特殊車両”だった」(捜査関係者)

厚いベールを突破

 神尾被告の拠点を強襲し、大量の違法薬物を押収した組対5課だったが、そこからは別の“ブツ”も発見された。それは、違法薬物の保管場所になっていたバイクの中から発見された拳銃5丁と実弾62発だった。

 捜査関係者は「その拳銃こそ、後に逮捕されることになる保正被告から譲り渡されたものだった。捜査員の突き上げ捜査で銃の入手ルートを丹念にたどっていくと、保正被告の存在が浮かんできた」と明かす。

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