消費者金融社長、4年前から行方不明に 京都府警が逮捕監禁容疑で暴力団事務所など捜索

 京都市内で消費者金融会社を経営していた70代男性が平成25年3月末から行方不明になり、京都府警が10日、逮捕監禁容疑で大阪市内に拠点を置く暴力団の事務所などを家宅捜索したことが分かった。関係者によると、男性は融資などをめぐって、この暴力団との間でトラブルを抱えていたという。

 捜査関係者によると、行方不明になっているのは、京都市右京区の松本貞雄さん(74)。同区の消費者金融会社「鳳(おおとり)」と、市内を中心に賃貸マンションを展開する不動産会社「鳳産業」などを経営している。

 25年3月27日午前7時ごろ、会社の駐車場に運転してきた乗用車を止めた直後から行方が分からなくなった。同7時15分ごろには携帯電話がつながらなくなり、同日、家族らが京都府警右京署に捜索願を出した。

 鳳は大阪市内の暴力団事務所の土地建物に数千万円の抵当権を設定していたが、23年5月に抹消。関係者によると、抹消手続きに伴う貸金の返済をめぐってトラブルになっていたという。

 府警は先月27日と今月2日、松本さんが行方不明になる約20日前に、大阪府泉佐野市内の資材置き場から車を盗んだとして、窃盗容疑で、この暴力団の組長と関係者の男をそれぞれ逮捕した。

 捜査関係者によると、盗難車両は松本さんを駐車場から連れ出す際に使用された可能性がある。

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