ヘリ墜落4人死亡 フライトレコーダー搭載せず 原因究明難航も 

 群馬県上野村で東邦航空(東京都)のヘリコプターが墜落し乗員4人が死亡した事故で、ヘリには飛行記録装置のフライトレコーダーが搭載されていなかったことが9日、東邦航空への取材で分かった。墜落したヘリに法的な搭載義務はないが、事故原因の究明が難航する恐れもある。

 運輸安全委員会や群馬県警は同日、現場で機体の損傷状況などを調べて原因究明を本格化させた。機体は神流川にかかる橋に操縦席部分が、約30メートル下の川岸に後部ローター部分が分かれて見つかり、100メートルほど飛び散った部品もあった。現場入りした運輸安全委員会の航空事故調査官は「ここまで激しく炎上した事故機を見たことはない」と語った。

 ヘリは山梨県早川町から栃木県のヘリポートに向かう途中で、地元消防本部や目撃した住民の証言によると、西から東へ飛行していてUターンし、高度を下げながら墜落直前に機体後部の部品が脱落。そのまま落下したとみられる。

 搭乗していたのは機長の北川一郎さん(60)のほか、いずれも整備士の杉山勝彦さん(50)、滝沢俊太さん(27)、池田裕太さん(22)。

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