座間9人遺体 群馬の女子高生は15歳 容疑者自宅から複数の携帯電話押収

 神奈川県座間市のアパート一室から9人の切断遺体が見つかった事件で、9人の中に含まれている可能性のある群馬県の女子高生は15歳で、警視庁高尾署捜査本部が身元特定の手がかりを得ている8人の中で最年少とみられることが6日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は親族からDNA型鑑定のための試料の提供を受けるなどして全員の身元特定を急ぐ。

 また、白石隆浩容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=の自宅から、携帯電話が複数見つかっていることも判明。白石容疑者は「自分のものではない」と話しているといい、捜査本部は被害者のものである可能性があるとみて、解析を進めている。

 捜査関係者によると、白石容疑者の部屋から見つかった所持品や携帯電話の位置探査の記録などから、被害者の可能性が高いとされるのは福島、群馬、埼玉の3県の女子高生3人と埼玉県の女子大生1人を含む6人。このほか、捜査本部は神奈川県の男女2人についても情報を得ており、残る1人についても確認を進めている。

 白石容疑者はツイッターなどのSNS(会員制交流サイト)を通じて、自殺願望を書き込むなどしていた女性らに接触。その後、「LINE(ライン)」や「カカオトーク」などの無料通信アプリでやりとりを継続し、相手の年齢などを確認した上で、自殺の手助けなどの名目で自宅に誘い出していたとみられる。

 調べに対し、当初は「(被害者の)年齢は全員30歳より下だった」「17歳くらいの女性が4人いた」などと説明していたが、「正確な年齢や実名は知らない」とも話しているという。白石容疑者の自宅からは女性8人、男性1人とみられる遺体が見つかっている。

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