「とびおりて死ね」歩道橋に呪いのわら人形 小学生に怨嗟の言葉を書き連ねていた男逮捕

 【衝撃事件の核心】

 「騒いでうるせえクソガキが」「ぶっころすぞ」「とびおりてみんな死ね」…。

 東京都江戸川区にある区立小学校の通学路は、子供たちを標的にした“呪いの言葉”であふれかえっていた。

 警視庁小松川署に10月18日、脅迫容疑で再逮捕された学校近くに住む無職、稲葉岳志容疑者(42)。当初は公園のベンチなどに落書きする程度だったが、次第に歩道橋に怨嗟(えんさ)の言葉に満ちた脅迫文をつけたわら人形をつるすなど、犯行はエスカレートしていた。捜査関係者は「児童に危害が及ぶ前に逮捕できてよかった」と胸をなで下ろす。

 ■自転車のサドルにくぎ

 小松川署によると、公園のベンチやトイレの壁への落書きが始まったのは昨年6月ごろ。やがて落書きは学校の周囲1キロほどの範囲に広がり、11カ所の公園などで約30件の被害が確認された。

 落書きはいずれも黒のマジックで「死ね」などと手書きされており、中には特定の児童を名指しした下品な内容のものもあったという。今年8月には、女児の自転車のサドルにくぎで刺して留められた脅迫文が見つかるという衝撃的な事件も発生。同署は町会の協力を得て防犯カメラを設置していたが、なかなか犯人の特定には至らなかった。

 近くの小学校に通う4年生の女児(9)によると、この間に学校では10回ほど全校集会が開かれ、「子供がいるだけでうるさいと感じてしまう人もいる。公園には1人で行かないように」と注意されていたという。女児は「放課後は公園で集まって遊んでいたけど、みんな我慢していた」と振り返る。

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