地毛茶色なのに「黒髪強要」で不登校…修学旅行も「参加認めない」大阪府立高の女子生徒が提訴

 生まれつき髪が茶色なのに、教諭らに校則を理由に黒く染めるよう強要されて不登校になったとして、大阪府南部の府立高校3年の女子生徒(18)が府に対し、慰謝料など計約220万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしたことが27日、分かった。同日開かれた第1回口頭弁論で府側は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。

 訴状によると、女子生徒は平成27年春に同校に入学。女子生徒は生まれつき頭髪が茶色で、母親は事前に学校に地毛であることを伝えていたが、学校側は入学前に女子生徒に「その髪色では登校させられない」などと黒染めを求めた。

 女子生徒はこれに応じて髪を黒く染めるようになったが、28年春ごろには頭皮が痛くなるなどした。母親は抗議したが、学校側は「黒色にするのがルール」と受け入れず、その後も「染め方が足りない」などと4日に1度の頻度で注意されるなどしたため、女子生徒は同年夏ごろに過呼吸となり、同年9月から不登校になった。

 学校側は同年秋の文化祭や修学旅行について「黒染めしなければ参加を認めない」などとも発言。母親との面談では、金髪の外国人留学生でも規則通り黒く染めさせるといった説明を行った。

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