迷惑ムクドリ、タカで一掃 四日市の市街地、1万羽に「不意打ち」

 三重県四日市市の中心市街地の街路樹などに約1万羽のムクドリがすみ着き、騒音被害や糞害(ふんがい)が多発、住民から多くの苦情が市に寄せられている。このため市は今年夏から、鷹匠(たかじょう)が操るタカを使ったムクドリの一掃作戦を始めた。タカを放つとムクドリが驚いて逃げる。これを繰り返し、ムクドリに一帯を“危険地帯”と認識させて追い払う作戦だ。その効果は?

 ◆鳴き声や糞害…

 9月中旬、四日市市役所前の中央通り周辺。夕暮れになるとムクドリが街路樹やビルの屋上にずらりと並び、鳴き声をあげていた。

 そこに市から委託された鷹匠3人。2羽のタカをケージから放つとムクドリは一斉に飛び立ち、やがて姿を消した。“役目”を終えたタカは鷹匠のもとへ。

 8月まで騒がしかったムクドリも放鷹(ほうよう)を始めてから市役所周辺では数が減ってきた。ところが今度は市役所から約500メートル離れた近鉄四日市駅西側の街路樹などを新たな“ネグラ”にし始めたという。

 そこで鷹匠らはその場所に転戦。電線やクスノキに群がるムクドリめがけてタカを放った。驚いたムクドリはここでも散り散りに。

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