まさか遺体があったとは…絶句 異臭漂う“ごみマンション” 謎が深まる生活実態

 山口容疑者の供述は真実なのか。

 府警は翌2日に遺体を司法解剖したが、腐敗があまりに激しく、死因は不明のまま。身元についても2~3年前に死亡した50~70代の女性と推察されたが、性別すら断定できず、捜査幹部は「解剖結果から、供述の正確性を判断するのは難しい」と話す。

 土井さんには知的障害があり、隣に住む山口容疑者が土井さんの世話をしていたとみられる。土井さんは障害年金を受給していたが、遺体を隠した目的は障害年金の詐取だったわけではなさそうだ。

 門真市によると、土井さんの障害年金をめぐっては、26年夏に市役所に提出しなければならなかった書類が提出されず、同年秋ごろには支給が停止されていたからだ。

 ただ、山口容疑者は、支給停止を受け、土井さんの安否確認をしようとした市役所の職員に対し、「ほかの親族のところに行っている」などと虚偽の説明を繰り返していた。

 山口容疑者が門真署を訪れることになったのも、市職員が接触した別の親族が、山口容疑者に「行方が分からなくなっているのであれば、警察に届けるべきだ」などと強く説得したことが要因だった。

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