南三陸町長を再び不起訴 防災庁舎の津波犠牲

 東日本大震災の津波により、宮城県南三陸町の3階建て防災対策庁舎にいた町職員ら43人が犠牲になった問題で、仙台地検は業務上過失致死容疑で調べていた佐藤仁町長を20日付で不起訴処分にした。

 佐藤町長は平成24年にも同様の内容で告訴されたが、27年に不起訴処分となっており、今回が2回目。

 遺族9人が昨年9月、防災計画で定めた4階建て以上の建物に避難させなかったとして、佐藤町長を宮城県警に告訴・告発していたが、全員が心境の変化などを理由に取り下げた。南三陸署は現場検証や町長の聴取をせず捜査を終結し、地検に書類を送付していた。

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