小田急火災 「そのまま走行していれば、燃え移ることはなかったかも」と鉄道ジャーナリスト

 東京都渋谷区で10日夕に起きた火災では、近くの踏切の非常停止ボタンが押され、走行中の小田急線の電車に自動ブレーキがかかり、火災現場の前で停車した。偶然火事に巻き込まれたとも言えるが、識者は関係者間で当時の対応を検証する必要があると指摘する。

 国土交通省によると、非常停止ボタンは線路内に人が立ち入った際などの事故を防ぐために設置されており、「安全確保のため電車は速やかに停止することになっている」という。

 JR東日本の場合、首都圏の山手線などは自動で止まるが、他では赤信号を確認してから運転士が手動で列車を止める路線もある。トンネルや橋など通過した方が安全と乗務員が判断した場合は、列車を進めた後に止めることもある。

 鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは、今回のケースについて「電車がそのまま走行していれば、電車に火が燃え移ることはなかったかもしれない」と指摘し、「小田急と消防、警察は当時の連携が適切だったか、検証する必要がある」と話している。

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