切り取り被害 27都道府県の64図書館で被害を確認 日本図書館協会調べ

 全国の図書館で学校史や記念誌などの切り取りが見つかっている問題で、日本図書館協会(東京)は19日、全国の公立図書館の被害状況を調べた結果、同日現在で少なくとも27都道府県の64図書館で被害が確認されたと明らかにした。被害は計355冊、2482ページに上る。

 協会が各都道府県立図書館に対し、市町村分を含めた公立図書館の被害状況の調査を依頼した。調査中として協会に報告が上がっていない被害も多いとみられ、被害はさらに拡大する見通し。

 都道府県別の被害図書館数では石川、愛知両県の9館が最多。福井県立図書館では93冊、786ページの被害があった。

 協会の森茜理事長は「学校史や記念誌は地域文化を後世に伝える重要な史料。生徒の写真や氏名などプライバシーに関わるものが切り取られており、心を痛めている」とコメントした。

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