「無限」社長が再審請求 脱税、本田宗一郎氏の長男「父の名誉傷ついた」

 レース用自動車やバイクの部品開発で知られる「無限」(埼玉県朝霞市)の社長、本田博俊さん(75)が25日、脱税事件の有罪判決を不服として、東京高裁に再審請求を申し立てた。

 本田さんはホンダ創業者の故本田宗一郎氏の長男。申し立て後に記者会見し「全く関与していないのに出来レースで有罪とされ、納得できない。『金にクリーンであれ』と教えてくれた父の名誉も傷ついた」と訴えた。

 平成23年に最高裁で確定した判決は、本田さんが元監査役と共謀し、12年10月期までの3年間に会社の所得約28億円を隠し、約10億円を脱税したと認定。法人税法違反罪で本田さんを懲役2年、無限を罰金2億4千万円とした。

 本田さんは再審請求書で、隠したとされた所得は元監査役が会社から不正に引き出したもので、自分は全く知らなかったと主張。元監査役の資金流用が認められた民事訴訟の資料を新証拠として提出した。無限も同日、さいたま地裁に再審請求した。

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