青森のいじめ調査やり直しへ 市長、委員入れ替え表明

 昨年8月に青森市立中2年、葛西りまさん=当時(13)=がいじめを訴え自殺した問題で、青森市の小野寺晃彦市長は20日の記者会見で、自殺の背景を調べている市教育委員会の審議会の委員を入れ替え、調査をやり直させる意向を表明した。いじめと自殺の因果関係を「解明できない」との報告書原案に遺族が反発していた。

 小野寺市長は「遺族の思いに寄り添い、迅速に対応することが大切だ」と強調。市教委と再調査に向けた協議を進めていると説明した。交代させる人数や人選については「遺族の意向を踏まえ、教委と相談して決めたい」と述べるにとどめた。

 審議会は大学教授や医師ら7人で構成。同級生や学校関係者への聞き取りを行い、いじめがあったと認めた上で「因果関係は分からない」との報告書原案をまとめ、遺族へ示した。

 これに対し、遺族は今月11日に記者会見を開き、さらなる調査と一部委員の交代を要求した。

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