豊洲百条委(6)共産都議が「事前に評価額漏洩」と指摘 地方公務員法違反か?

 豊洲市場(東京都江東区)移転問題の都議会百条委員会で、売り手側の東京ガスに対し、検討中の都の概算評価額が事前に漏れていたことが指摘された。当時の中央卸売市場長の岡田至氏は「申し訳ないが、存じておりません」と述べたが、事実であれば、地方公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性もある。

 指摘した共産党の曽根肇(はじめ)都議によると、評価額はメールで伝えられていた。新市場整備部が東ガスに対して宛てたもので、「お世話になります。本日、整備部より、現段階の概算評価額を口頭で聞きました。併せてご連絡します」として、具体的な区画の金額が書かれてあった。その2カ月後に実際の金額が公表されたが、メールの金額とぴったり一致していたという。

 岡田氏は「そこの事実は初めて聞いたので、分からない。公務員法違反かどうかについては答えを控える」と話した。

 さらに曽根都議は、都議会の質問内容と答弁骨子が、事前に東ガス側に漏れていたことも指摘したが、当時の市場長、比留間英人氏も「申し訳ないが、存じ上げていない」と話した。

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