豊洲百条委(2)岡田元市場長「東京ガスは法令に基づく土壌汚染対策を済ませていた」 瑕疵担保責任は「請求難しいだろう…」

 豊洲市場(東京都江東区)移転問題の都議会百条委員会で、元中央卸売市場長の岡田至氏は、東京都の土壌汚染対策が最終的に860億円に上ったにも関わらず、東京ガスの負担が78億円にとどまったことについて、「東京ガスは法令に基づく対策をすでに済ませていた。企業の社会的責任を考慮し、上限を78億円として都側と確認していた」と強調。(東京ガスの)株主に対する説明責任を考慮し、「追加負担がないことを明確にしたい考えだったのだろう」と当時の認識を述べた。

 当時の知事だった石原慎太郎氏への報告については「平成21年7月の(市場長)就任後、早い段階で知事に(東京ガスの負担について)説明した。知事からは(78億円が)安いなど、特別な指示はなかった」と振り返った。

 隠れた欠陥があった場合に売り主に責任を負わせる「瑕疵(かし)担保責任」については、「東京ガスは法的責任は果たしているというのが主張だったので、請求は難しいだろうと考えていた」とした。

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