「なんでこんなものを…」ごみ回収コンテナ大量盗難の謎 見えてこない犯人像

 こうした収集癖に特殊な性的嗜好(しこう)も加わり、盗みを繰り返す男もいる。

 記憶に新しいのが、お笑い芸人の男が27年、高校に侵入し女子生徒の制服を盗んだとして警視庁に逮捕された事件だ。男の自宅からは制服などが600点押収された。東京・銀座の高級クラブでホステスのハイヒールを盗んだとして26年に警視庁に逮捕された男は、「クラブの更衣室のロッカーは宝箱だった」とハイヒール約450足を隠し持っていた。

 連続窃盗には転売目的のものもある。特に、屋外にある金属製品が盗まれる事件は全国で続発。側溝のふたやマンホール、電線、水道メーターなど被害品はさまざまだが、金属回収業者に持ち込まれて換金されているとみられる。

 だが、今回のコンテナ盗は、そのいずれにも該当しない可能性が高い。

 コンテナはどれも同じ規格で作られており、収集欲を満たすとは言えなさそうだ。ましてや、フェティシズムの対象になるとは考えづらい。

 転売しようにも、もともとの価格が約1250円で、かさばる割には利益が少ない。そもそも大きく「西宮市」と記されており、買い取る古物商がいるとも思えない。ネットオークションに出品された形跡も、これまで確認されていないという。

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