「クスリ食いながら」東日本を泥棒行脚 200件以上の空き巣を繰り返した“ムショ仲間”の歪んだ結束力

【衝撃事件の核心】

 東京や福島など1都6県で200件以上の空き巣を繰り返していた窃盗グループが摘発された。ところが不思議なことに、メンバーは年齢も居住地も国籍もバラバラ。捜査の結果、共通点として浮かんだのは「覚醒剤の使用歴」だった。その実態は「クスリ代」に困った覚醒中毒者の窃盗団。白い粉の誘惑を断ち切れぬ男たちは泥棒行脚を繰り広げ、覚醒剤を打ち、深い中毒の沼にはまっていた。

 経歴も国籍もバラバラな6人…犯行は覚醒剤を打ちながら?

 「クスリ食いながら、みんなで盗みしてました」

 昨年6月、埼玉県鴻巣市の民家に空き巣に入ったとして、摘発された窃盗グループ。メンバーの一人による衝撃的な一言に、取調室は騒然となった。

 「決定的な言葉を言わせたと思った。バラバラのメンバー構成をつなぐ鍵を本人の口から言わせた、と」と捜査関係者は振り返る。

 警視庁捜査3課に窃盗などの容疑で逮捕されたのは6人。韓国籍で東京都文京区本郷の無職、朴一軌容疑者(36)や、住所不定のとび職、福江淳史(34)ら、住所も年齢もバラバラだった。

 彼らは昨年3月ごろから、それぞれ東京都内などで待ち合わせ。レンタカーを使い、主に関東や東北の田舎町に出没、荒稼ぎを繰り返していた。全員が毎回の犯行に必ず参加するというわけではなく、声を掛け、都合のついたメンバー同士での犯行だったとみられる。

 1日20件以上の犯行を重ねることもあったといい、被害総額は数千万円とみられる。

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