みずほ行員、パズルのような“セコい内職” 使用済み切手かき集め…日本郵便担当者も驚く手口

【衝撃事件の核心】

 古今東西、さまざまなデザインが存在する切手は世界中の愛好家を魅了してきたが、記念切手でもないただの使用済み切手をここまで熱心に集めた男は世界に2人といないだろう。消印が押されて使えなくなる使用済み切手を二束三文でかき集め、きれいな部分を貼り合わせて「リサイクル」し、本物と交換していた銀行員が、詐欺と郵便法違反の容疑で警視庁に逮捕された。作製の苦労の割に実入りの少ない“内職”の実態とは。

 台紙に貼って交換

 平成28年10月、東京都内の郵便局で、交換用に差し出された切手が、局員の手元で突然、バラバラと崩れ始めた。

 切手の額面は350円で30枚。台紙に貼られていたため、局員が水に漬けてはがそうとすると、切手一枚一枚がさらに複数の破片に分裂したのだ。分析したところ、使用済み切手の消印を押された部分を切り取り、別々に貼り合わせたものだと判明した。

 さかのぼること数日。9月30日昼前、東京都千代田区のオフィスビル内に入る郵便局周辺の防犯カメラが、1人の男の姿を捉えていた。男は台紙に貼った350円切手30枚をおもむろに取り出し、交換を依頼。チェックする郵便局員の目も欺き、まんまと1万500円分の切手と交換して去っていった。

▼簡単登録の「プッシュ通知」始めました。詳しくはこちらへ

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ