コンビニ、ラーメン店…不法滞在外国人の“就業先”身近に 捜査当局が取り締まり強化へ

【衝撃事件の核心】

 留学生や、働きながら技術を学ぶ技能実習生として来日した後、姿をくらます外国人が後を絶たない。昨年7月時点でそうした不法滞在の外国人の総数は6万3492人。昨年は彼らに仕事を斡旋(あっせん)するブローカーが摘発されたが、捜査当局は「雇う側」への取り締まり強化も狙っている。捜査幹部は「不法滞在の外国人の受け入れ先がなくならないことが不正の温床になっている」と指摘。不法就労を支える“インフラ”に捜査のメスが入るのか。

 ■「やり手の外国人社長」を気取る男…その素顔とは

 事務機器が並ぶオフィスで、カメラに視線を向ける男。濃紺のスーツに身を包んだその表情はどこか誇らしげに見える。

 警視庁組織犯罪対策1課が昨年12月、入管難民法違反(資格外活動の幇助(ほうじょ))の疑いで逮捕したアツウア・エリック・ジュウモア容疑者(35)がフェイスブックに投稿した写真だ。

 ジュウモア容疑者は自身のプロフィルをCEO(最高経営責任者)と紹介。組対1課が動いた事件の舞台となったのは、同容疑者が代表を務める、まさにこの会社だった。

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