えっ?信号無視の反則切符拒否で現行犯逮捕 紆余曲折経て…異例の裁判打ち切り

 警官の再三の要請にもかかわらず、パワーウインドウを10センチだけ下げるなど男性は抵抗した。そうこうしているうちに応援要員が続々と現場に到着。気づけば男性の車は10人ほどの警官に取り囲まれていた。

 男性「車載カメラを見せてほしい」

 警官「映像はない」

 何度目かの押し問答。男性がようやく車を降りたその瞬間だった。

 「逮捕や!」

 その声と同時に、男性は道交法違反(信号無視)の容疑で現行犯逮捕された。孫の家に届け物をした帰り道、まさか手錠をかけられる事態になるとは想像もしていなかった。

 いったん大阪府警枚方署に連行され、その日の夜には釈放された。ただカメラで確認できない以上、男性は取り調べでも「黄色だった」と否認を貫いた。

 「免許は渡せない」

 そうは言っても、信号無視だ。男性はなぜ、ここまで抵抗したのだろうか。

 男性によれば、20代のころに体験した取り締まりの苦い記憶が影響している。横の車がスピード違反をしたのに、誤って男性が摘発されたというのだ。

 男性は警官にその旨を主張し、結果的に反則切符は切られなかった。だが、後日の免許更新の際、違反者講習を受けさせられた。そのときの速度超過が記録されていたという。

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