「臭くてたまらん!迷惑だ」隣家トラブル 因縁20年、法廷バトルの顛末は…

 【衝撃事件の核心】

 はらはらと落ちる枯れ葉を見ると、感傷的な気分になるものだ。季節の移ろい、秋の澄み切った空気、そして一抹の寂しさ…。だが、大阪の住宅街に立つシイの古木が呼び起こした感情は、そんな生やさしいものではなかった。

 「花は臭くてたまらない。枝や落ち葉は大迷惑!」。隣地から越境してきた枝や落ち葉のせいで雨どいが詰まり、敷地の資産価値も下落しているとして、女性がシイの所有者側に枝の伐採を求める訴訟を大阪地裁に起こしたのだ。対する所有者側は「シイの木は住民に親しまれている」と真っ向から対立した。双方は20年以上前にも、土地の境界をめぐって訴訟沙汰になっている因縁の関係。司法が下した判断は-。

 降り積もる落ち葉

 判決や訴訟記録から、ご近所トラブルの経緯をたどる。

 現場は大阪府内のある住宅街。関東在住の女性が所有する約250平方メートルの土地には一軒家が建ち、高齢の母親が1人で暮らしていた。家屋部分以外の敷地は月極駐車場として整備されていた。

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