「またか」よみがえる暴走の悪夢 「お前何しとんねん」怒号と悲鳴 京都・祇園タクシー暴走

 多くの観光客らでにぎわう京都・祇園の交差点で発生した信号待ちのタクシーによる暴走事故。現場近くでは、平成24年4月、軽ワゴン車が暴走し、7人が死亡、12人が負傷した事故が起きており、近所に住む男性(65)は「またかと思った」と残念そうに語った。

 近くにある飲食店の店長(57)は「また恐ろしい事故が起こったかと思った。今でも祇園暴走の事故現場を歩くと当時を思い出す。今回もサイレンの音を聞いたら祇園の暴走事故がふと頭をよぎった」と話していた。

 今回の事故を目撃した男性会社員によると、横断歩道をわたっていた男性2人ははねられた反動でタクシーのボンネットに乗り上げられ、現場では、運転手に対し「お前何しとんねん!」などと叫ぶ声も。周囲の人たちはけが人を道路脇に運び、警察や消防に通報。あたりは悲鳴も飛び交い一時、騒然とした状況になったという。

 現場近くの和菓子屋の女性従業員は、「歩道から『キャー』という悲鳴が聞こえたので見てみたら事故が起きていた」と興奮した様子で話していた。

 事故を起こした運転手が勤務するタクシー会社によると、運転手の男は勤続7年ほどのベテラン。日ごろから車両点検や車内掃除、安全確認をきちんと行うまじめな勤務態度だったという。

 同社の社長(67)は「事実確認を行っていきたい」とした上で「事故を起こしたことがない運転手だったので驚いている。けがをされた方をはじめ、タクシーの安全を脅かしてしまい申し訳ありません」と謝罪した。

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