笠原元投手証言 「ロッカーでギャンブルの習慣」賭け常態化、感覚まひ

 笠原将生元投手は産経新聞の取材に、選手寮やロッカールーム、グラウンドで、さまざまな形で現金が飛び交っていた実態を証言した。こうした金銭のやりとりが多発する環境がギャンブルへの抵抗感を弱め、野球賭博問題を引き起こした可能性がある。

 巨人は昨年11月の調査報告で、マージャンやトランプ、高校野球などで賭博が行われていたことを公表している。

 笠原元投手によると、自身が入団した平成21年、最初に覚えた賭博は選手寮のマージャンだった。数万円単位が飛び交う高レート。負け続けたが「授業料」として払ったという。

 賭けトランプはロッカールームなどでも行われており、「数百万円を負けた選手もいた」と証言した。高校野球では出場校に番号を付けた上で、くじを作成。参加者が現金を払ってくじを引き、その高校が優勝すれば、拠出金が10万円単位にふくれあがって返ってきたという。

 練習中にも金銭のやりとりがあった、と明かした。ポジションごとにグループになってノックを受ける「ファンゴ」と呼ばれる練習で、エラーをすると同グループの選手に金銭を渡す習慣があったという。

 笠原元投手は「ロッカールームでギャンブルの習慣がついていたから、野球賭博もその延長でやっていた」と、感覚がまひした経緯を語った。

 読売巨人軍は産経新聞の取材に、賭けトランプの存在は認め、「数百万円負けた」という証言については「事実と著しく反する」と回答した。

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